ディクテーションで検索
ディクテーションという言葉は聞いたことがあるが、やり方がよくないと上達しないということもあるので、やり方を調べる。
そこで、『ディクテーション』で検索して、上位10個(2017年4月現在)を見てみるとする。
1位:ディクテーションのワナにはまるな!やり方と効果、そして注意点。
ディクテーションはリスニングに効果的だが、ディクテーションだけではリスニング力が伸びない。
逆にディクテーションばかりやりすぎると、一語一語を聞き取ろうとする意識が働き、逆効果となる。
など、ディクテーションをやる前にメリット・デメリットを理解し、学習に取り入れるよう書かれている。
最後はリズム音読と言う、英語のリズムを習得するための教材の紹介がされている。
2位:ディクテーション学習について|VOA|ナラボー・プレス
ディクテーションの正解率とTOEICスコア(=英語能力)のあいだには非常に高い相関関係がある。そうだ。
ディクテーション学習を続けることによって、リスニング力だけでなく、文法力、構文力、リーディング力が備わる…本当にそんなうまくいくのだろうか。簡単な学習方法が説明されている。が良く分からない。
3位:リスニング苦手な人はディクテーションで道は開ける!やり方・効果
ディクテーションの簡単な説明とディクテーション用のテキストの説明。
タイピングディクテーションと脳内ディクテーションの効率の説明。
最後にディクテーションが出来る無料サイトを紹介。
4位:英語ディクテーションの勉強におすすめの無料サイト : 英語上達.net
ディクテーションの勉強にオススメの無料サイトを紹介。
英語リスニング無料学習館
5位:英語のリスニングとディクテーション
リスニングとディクテーションの違い、それぞれの使い分けと学習方法を紹介。
6位:TOEICで900点を取るために、それでも私がディクテーションをやらなかった理由
ディクテーションはリスニング能力を高める上では効果的だが、自分のレベルに合った最適な教材を見つけ、長い時間をかけて学習する必要があり、気軽に出来るような学習法ではない。
珍しく否定的なコメントが書かれている。
7位:ディクテーションのやり方
ディクテーションのやり方、ディクテーションで見つけた弱点を強化する方法、おすすめのディクテーション教材が紹介されている。
ディクテーションのやり方
- 英文の音声を繰り返し聞く(3~5回が目安)
- スクリプトを見て聞き取れなかった箇所を確認
- 聞き取れない原因を分析する=弱点を見つける
- 弱点を補うための学習を行う
8位:ディクテーションは効率が悪いのにやる意味あるの?
タイトルはかなり否定的な入り出し。
しかし、内容を読むと【ディクテーションは「絶対に」やってください。】と言うぐらい。ディクテーションを推している。
具体的にやり方が書いているわけでもなく、やる意味があるか?に対して、あるとの記事。
9位:ディクテーションこそ最も効果的な学習法である
何度聞き返しても聞き取れない原因は、音が崩れる英語独特のルールを体得していないから。
ルールを体得するためにも、ディクテーションはとても役に立つ勉強方法。とのこと。
1~2分の英文を100個ほどディクテーションすれば、かなり基礎力がつく…体力勝負…。
10位:必ず英語学習の効果が上がる「ディクテーション」とは?
リスニング力強化だけではなくスピーキングやライティング、リーディングにも効果の高い勉強方法だが、多くの時間と根気が必要であり、慣れないうちは大変。でもディクテーションで英語力をつけましょう。だそう。
まとめると・・・
ディクテーションとは、音声で流れる英文を聞いて書き取る学習法であり、リスニング力を高めるためには効果的ではあるが、メリット・デメリットがあり、やりすぎには注意が必要。
本来の目的は、リスニング力を高めるのではなく、自分が聞き取れない発音を見つけ出すためのものであり、ある程度、自分の弱点が分かったら、控えめにした方がよい。
メリット
- 聞いた音をそのまま文字に書き起こすため、リスニング力、ライティング力が向上する
- 文法力、構文力、リーディング力も備わる
デメリット
- 一語一語を聞き取ろうとする意識が働き、逆効果となる
- 効果が現れるまでに多くの時間を要する